2012年の6月より始まりました「さんがうら歳時記」です。さんがうらでは四季折々の花が咲き、様々な生き物たちが顔を
のぞかせてくれます。ここでは、そんな田舎ならではの風景や出来事を紹介していきたいと思います。

2月4日 (火曜日) 竹灯籠用の竹

 2月に入り、一段と慌ただしくなってきました。今月は9日のイベント「味噌作り体験と里山さんぽ」
 22〜23日の2日間にかけて、「里山まつり」を開催します。その準備で忙しくなっているのです。

 この大量の竹。まだまだあるんですが、とりあえずピロティに置かれています。これは「里山まつり」
 で使うものです。何に使うのかというと、「竹灯籠」 日本棚田百選にして、高低差130メートルの
 松谷棚田に竹灯籠の明かりを灯すのです。

 松谷棚田、この棚田の素晴らしいところは、向かいの展望所からその全景を一望できるところ。そして
 近距離からその風景を楽しめるところ。農作業をする人々や、草を食べて歩くヤギの姿なんかも見えま
 す。こんな素晴らしいところは、他ではなかなか無いんではないかと思います。

 で、今回の「里山まつり」の初日において棚田に星明りを灯すのです。今回が初の試みで、棚田に水が
 張っていませんが、棚田の道を明るく灯したいと思います。
 つまり、棚田の下から上へ。明かりを灯し、天空への星の道を架けるのです!!

「星の道」なかなか、魅力的な響きですな。いろんな地域で、棚田に灯籠を置いて火を灯すのは「水明かり」というのが一般的なようです。でも、私は各年齢層で違う呼び名があってもいいのではないか、と思うのです。例えば「棚田サンクチュアリ」または、「棚田十二宮」など。まだまだいろんな名前の候補があるかと思いますが、お隣の人吉市みたいに、アニメや漫画とタイアップしてもいいアピールになるんではないかな、と思います。そんなこんなで、本番まであと3週間ありません。実は結構あせっているのですが、成功するように頑張って行きます。

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2月10日 (月曜日) 丸のこが当館にやってきました

 これ、施設所有の丸のこです。最近、当館にやってきました。しかも新品です。
 何に使うのかといえば、そう「DIY」です。「Do It Yourself」 つまり、自分たちでいろんなものを
 作ろう、という事なのです。

 グラインダーや研磨機なんかは、以前からありましたので使っていました。しかし、この工作用の丸の
 こが無かったのです。いやあ、これは嬉しい限りです。

 さてさて、どんなものを作ろうか? ワクワクしてきます。当然、プロ仕様のものではないため、大掛
 かりなものや複雑なものはできませんが、小物は十分作れそうです。棚とか、椅子とかベンチとか…
 いろんなものを作ってみたいですね。まずは、勉強が必要ですが。

 こういろいろ考えると、次はジグソーが欲しくなってきます。いずれは、「さんがうら」にツリーハウ
 スを!! なんて考えたりもします。夢が広がってきました。

しかし、工作というものは久しぶりです。小学校では「図画工作」っていってました。実は私、この図工というものが大の苦手でして、授業中に何度も何度も怪我をしました。半田ごてを使った時は、制服に穴を開けてしまったりと、いい思い出がありません。そんな私が、今工作をやろうというのです。どんなものが出来るか、楽しみじゃありませんか? もちろん、作るのは私一人ではありません。下手くそなんて言われないように丁寧に作ります。もし、そう思っても決して笑わないでくださいね。泣いちゃいますから。

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2月20日 (木曜日) 案内看板製作中

 「里山まつり」まで残すところ2日間となりました。これまで私たちがやったことのない2日間続けての
 イベント。準備に大忙しの毎日です。

 竹灯籠の色塗り、そして道路案内板の制作も大詰めに差し掛かりました。案内板は、明日完成予定。
 竹灯籠は、本日終了しました。なんとか間に合いそうでホッとしています。

 そして昨日から、大学生たちが来てお手伝いをしてくれています。おなじみ、東海大学の学生さんたち
 です。昨日は、熊本学園大学の学生さんも来てくれました。

 写真は、道路に立てる案内看板を制作しているところですね。場所は、ふれあい交流室。この部屋、前
 も紹介しましたが、今回もこき使われています。しかも、倉庫になってしまっています…… 

 さらに、この部屋はイベント当日に第2食堂として使いますので、片付けないといけません。
 大活躍ですが、それゆえになかなかの厄介者ですな。

実は、これを更新しているのは、午後7時30分過ぎです。日も暮れ、ようやく今日の作業を終えたところなのです。明日は、本番1日前。つまるところ、「決戦前夜」という奴です。英語で言えば「ナイト・ビフォア・アーマゲドン」ですかね。おっ、なんかかっこいいぞ。ま、それはさておき、明日も朝から事前準備で大わらわです。気合入れて頑張ります!!

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2月 28日 (金曜日) 春の足音

 「里山まつり」も無事、終了しました。棚田に竹灯籠の火が灯り、天空へとつながる「星の道」が現わ
 れました。宇宙に関する話、星座の神話、天体望遠鏡を使っての観測。そして球磨村の魅力再発見のお
 話。そして最後に里山コンサート…… 「ふるさと」「花は咲く」をみんなで合唱したラストシーン。

 たくさんの方々に協力していただき、実行できた今回のイベントでした。事前準備も含め、相当な時間
 を費やした「里山まつり」 もう、何というか、最後はこっちが感傷的になっていました。

 「さんがうら」の運営委員会が主催でしたが、共催した東海大学の他、熊本学園大学、さらには熊本大
 学からも、ご協力いただきました。ほんとに感無量… 私たち、というよりは、この施設(この場合、
 学校というべきかも)は幸せ者です。こんなにたくさんの人々に支えてもらっているのですから。

 ただそれだけに、もっと多くの方に見てもらいたかった、という思いはあります。これだけの内容をイ
 ベント化するのは、年に1回出来るか出来ないかの事ですからね。

ただ、「まつり」と銘打っているのに、俗にいう一般的な「祭り」らしくはありませんでした。何かの体験はもちろん、出店などもありませんでしたし。でも私は、いろんな形の「まつり」というものがあってもいいのではないか、と思います。尚、当館で行った祭りは3つあります。「夏祭り」「収穫祭」そして、「里山まつり」 それぞれ、主旨が違っているのが分かっていただけると思います。

ちなみに、いつの頃から独り歩きし始めたのかわからない「祭り」という言葉。これ、本来は「葬儀」の意味で使われていました。神道では葬儀の事を「神葬祭」といいます。他にも鎮魂・慰霊などの意味合いがありますが、これは現在にも継承されていますね。

さて、この手の話になると、止まらなくなってしまうのでヤメ!! 上の写真について少しだけお話をします。この梅の木、体育館前の木ですが、花が咲き始めました。ここだけではなくいろんな所で咲いています。もう、春ですね〜。あと1週間もすれば、山桜が咲くでしょう。あの、毎床の大山桜もそろそろ咲くころです。最近、バタバタしていて気が付きませんでした。もう、そんな季節なんですね。

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